こんにちは。京都(宇治・伏見)のプロ家庭教師 内藤 睦です。
ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。
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ノートを意識的に使うことで、算数・数学の得点と考える力を伸ばすための
考え方やノウハウをお伝えするこのシリーズ。
ちなみに、以前ノートの使い方について取り上げた時は、
下記のサイクルを回すのが大切ということをお伝えしました。
力をつけるために必要なサイクル ① 単元で必要な知識を覚え、考え方、公式などを理解する ② ちゃんと覚え、理解できているか確認するために、自分で問題を解く ③ 丸つけをする ④ 間違えた問題や、自信のなかった問題を見直す ⑤ 間違えた・自信が持てなかった理由を確認する ⑥ 次は間違えないように理解を深め、手順など工夫する ⑦ 次回以降に活かす |
たくさんの生徒さんのノートを見てきて感じたことを織り交ぜながら、
このサイクルの詳細やノート作りの具体的なところを
お伝えしていきたいと思います。
今回は「こういうノートだと成績が伸びづらいのでは?」という考察&解決策 その1です。
こんなノートは?その1 問題番号が書かれていないノート
![](https://governess-based.com/wp-content/uploads/2022/03/shutterstock_1980608618_M.jpg)
時々見かけます。
問題を解いてノートに答えがずらっと書かれているのですが、
それがどの問題集の何ページで
何番目の大問の何問目の問題か、
まったくわからないノート。
その状態で丸つけして、全問正解しているならオッケーです。
間違いをその時に確認して、直しているのも、大丈夫。
でもこういうノートで丸つけもせず、
正解・不正解を確認していない場合も多いのです。
問題番号を書かないとどうなる?
問題番号を書いていないノートは、まるで
ノートというひとかたまりの紙束に何かをやった
記録・証拠、という印象です。
「勉強やったよ!なんか解いといたよ!」
というやったアピール感は強く伝わります。
![](https://governess-based.com/wp-content/uploads/2022/09/どやあ2.jpg)
でも、そういうノートで
力をつけるためのサイクルが回せているか
というとちょっと「?」です。
これではサイクルの中の
④ 間違えた問題や、自信のなかった問題を見直す
⑤ 間違えた・自信が持てなかった理由を確認する
が大切にされているように見えないからです。
だって、丸つけをして「間違えたのはどの問題だっけ?」
と確認するのがとても面倒くさくなるから。
ということは、丸つけをして間違いを見直すということを
していない可能性が高いのです。
ということは、必要なのに覚えていない知識を
しっかりインプットしたり、間違えて理解していたところを
もう一度しっかり理解し直すということが
十分できていないんじゃないでしょうか。
また、教科書の章末問題や問題集など
やるべき問題が多岐に渡る場合、
どれをやり、やっていないのかが把握しにくくなっています。
結果として、もう一度同じ問題を解く場合にも
「あれ?この問題前にやったっけ?」というのがわからず
正解することが難しくなるかもしれません。
ノートに自分がやった記録として、問題番号を書こう!
せっかくノートを書くために貴重な時間を使うのですから、
うまくやって自分の力をアップさせましょう!
まずはどの問題集の何ページの大問かを書き、
問題番号を書きましょう。
もちろん、丸つけと見直しも。
自分が何をどれだけやったか、が分かるノートができていれば
間違えた知識や理解をアップデートし、
「自分はこれだけ勉強した!」と勉強の積み重なりを実感できて
結果、自分の中に自信が積み重なります。
今はやりの言葉で言えば
自己肯定感が積み重なります!
![](https://governess-based.com/wp-content/uploads/2022/09/頑張る女生徒-1.jpg)
力を積み重ねていくためには
「問題を解いて終わり」ではなく、
問題集タイトルや問題番号を書くのはとっても大事!
なのです。
いかがでしたか?
ノートを作ることで算数・数学の力が高められるような、
自分の成長の記録となるような、
そんな価値のあるノートにするために、
まずは成長のための記録としてノートを使って
勉強の質を上げていきましょう!
その辺、もしも一人でやるのが大変なら、
保護者の方の出番、もしくは
プロ指導者の出番です!
よろしければご相談ください。
ご家庭に寄り添い、生徒さんの成長を共に支え、喜び合える。
そんな関係が築けたら幸いです。
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