こんにちは。京都(宇治・伏見)のプロ家庭教師 内藤 睦です。
ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。
私の自己紹介はこちらから☟クリックして頂くと詳細に続きます。
ノートを意識的に使うことで、算数・数学の得点と考える力を伸ばすための
考え方やノウハウをお伝えするこのシリーズ。
ちなみに、以前ノートの使い方について取り上げた時は、
下記のサイクルを回すのが大切ということをお伝えしました。
力をつけるために必要なサイクル ① 単元で必要な知識を覚え、考え方、公式などを理解する ② ちゃんと覚え、理解できているか確認するために、自分で問題を解く ③ 丸つけをする ④ 間違えた問題や、自信のなかった問題を見直す ⑤ 間違えた・自信が持てなかった理由を確認する ⑥ 次は間違えないように理解を深め、手順など工夫する ⑦ 次回以降に活かす |
たくさんの生徒さんのノートを見てきて感じたことを織り交ぜながら、
このサイクルの詳細やノート作りの具体的なところを
お伝えしていきたいと思います。
今回は「こういうノートだと成績が伸びづらいのでは?」という考察&解決策 その1です。
こんなノートは?その1 問題番号が書かれていないノート
時々見かけます。
問題を解いてノートに答えがずらっと書かれているのですが、
それがどの問題集の何ページで
何番目の大問の何問目の問題か、
まったくわからないノート。
その状態で丸つけして、全問正解しているならオッケーです。
間違いをその時に確認して、直しているのも、大丈夫。
でもこういうノートで丸つけもせず、
正解・不正解を確認していない場合も多いのです。
問題番号を書かないとどうなる?
問題番号を書いていないノートは、まるで
ノートというひとかたまりの紙束に何かをやった
記録・証拠、という印象です。
「勉強やったよ!なんか解いといたよ!」
というやったアピール感は強く伝わります。
でも、そういうノートで
力をつけるためのサイクルが回せているか
というとちょっと「?」です。
これではサイクルの中の
④ 間違えた問題や、自信のなかった問題を見直す
⑤ 間違えた・自信が持てなかった理由を確認する
が大切にされているように見えないからです。
だって、丸つけをして「間違えたのはどの問題だっけ?」
と確認するのがとても面倒くさくなるから。
ということは、丸つけをして間違いを見直すということを
していない可能性が高いのです。
ということは、必要なのに覚えていない知識を
しっかりインプットしたり、間違えて理解していたところを
もう一度しっかり理解し直すということが
十分できていないんじゃないでしょうか。
また、教科書の章末問題や問題集など
やるべき問題が多岐に渡る場合、
どれをやり、やっていないのかが把握しにくくなっています。
結果として、もう一度同じ問題を解く場合にも
「あれ?この問題前にやったっけ?」というのがわからず
正解することが難しくなるかもしれません。
ノートに自分がやった記録として、問題番号を書こう!
せっかくノートを書くために貴重な時間を使うのですから、
うまくやって自分の力をアップさせましょう!
まずはどの問題集の何ページの大問かを書き、
問題番号を書きましょう。
もちろん、丸つけと見直しも。
自分が何をどれだけやったか、が分かるノートができていれば
間違えた知識や理解をアップデートし、
「自分はこれだけ勉強した!」と勉強の積み重なりを実感できて
結果、自分の中に自信が積み重なります。
今はやりの言葉で言えば
自己肯定感が積み重なります!
力を積み重ねていくためには
「問題を解いて終わり」ではなく、
問題集タイトルや問題番号を書くのはとっても大事!
なのです。
いかがでしたか?
ノートを作ることで算数・数学の力が高められるような、
自分の成長の記録となるような、
そんな価値のあるノートにするために、
まずは成長のための記録としてノートを使って
勉強の質を上げていきましょう!
その辺、もしも一人でやるのが大変なら、
保護者の方の出番、もしくは
プロ指導者の出番です!
よろしければご相談ください。
ご家庭に寄り添い、生徒さんの成長を共に支え、喜び合える。
そんな関係が築けたら幸いです。
お気軽にご連絡ください。
お問い合わせ
☏電話でのお問い合わせ、
ご質問・ご相談はこちら
TEL.080-9895-5442
受付時間 / 9:30 – 21:00
※出られない場合は、折り返しお電話いたします
✉メールでのお問い合わせも受け付けています。
この記事へのコメントはありません。