計算力を磨く。


こんにちは。京都(宇治・伏見)のプロ家庭教師 内藤 睦です。
ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。
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算数・数学の結果を出すためには、計算力が必要不可欠です。
特に、中学受験をするなら計算練習をたくさんやることになり、
計算をスピーディーに処理する力が非常に求められるでしょう。

最近は、公文はもちろん計算ドリル、アプリなど、
計算力をつけるための
学習方法や学習教材もたくさんあります。

とはいうものの、計算力をつけるための学習は、ある意味
単調にひたすら積み重ねる、必要があるため、
つらく苦しく感じる場合もあると思います。

ひたすら進むのってつらい……


なぜ、計算力を上げなければならないのか?
計算力を上げるために、どう取り組むか?について書きたいと思います。



計算力が高い=包丁さばきがよい

取り組みへのハードルが下がる!




なぜ計算力を上げる必要があるのか?これを、勉強のシーンではなく
料理のシーンにたとえて説明しましょう。



数年前に終了しましたが、速水もこみちの
『MOCO’Sキッチン』は楽しい番組でした。

豪快なメニューがおもしろかったのはもちろんですが、
それを支えるのはもこみちさんの鮮やかな包丁さばきや手際のよさ。
華麗にトントントン…と大量のみじん切りや千切りを
あっという間に完了!
サッとまな板からフライパンや鍋に移して、次の工程に入ります。

私は料理はするものの、玉ねぎのみじん切りもキャベツの千切りも
少しずつチマチマとしかできません。
フードプロセッサーやスライサーを使うという手もあるのですが、
たとえばフードプロセッサーを使う場合、まず容器に入れるために
包丁とまな板で玉ねぎを大まかに切ってから、容器に移して
スイッチを入れ、大量のみじん切りができたら
スパチュラでお鍋やボウルに移し、使った包丁、まな板はもちろん
容器やスパチュラまであちこちについたみじん切りをキレイに洗う…
とすることが増えて面倒くさい!!!

包丁とまな板だけで、思った通りスピーディーに切ることができれば
時間も手間も減り、それだけスイスイと料理を進めることができます。
ということは、それだけ料理への抵抗感がなくなり、
「今日はハンバーグを作ってみよう」
「明日は手作りドレッシングにチャレンジしよう」
と、料理へのハードルも下がり、結果的に料理が上達するのではないでしょうか。


これと同じなのが、計算力。
包丁をスピーディーに正確に使えるということを、
計算が早く正確にできると置き換えて、図にまとめるとこんな感じです。


計算力が上がると
算数・数学に取り組むことへのハードルが下がり、
その分、計算以外の文章題や応用問題などへも取り組みやすくなり
結果的に算数・数学の全体的な力がつく…という
好循環につながるでしょう。

こう考えると、計算力は高いに越したことはありません。

でもコツコツと地道にやらないといけないので、
どうすれば計算力を高められるか、難しいですね。

ではどうすればいいか?
それはやはり、「楽しむ」ことにポイントがあると思います。


計算力を磨く3つの方法




それでは、計算力を高めるための3つの方法をご紹介します。


①毎日の習慣にする

歯磨きと同じで、毎日少しずつやります。短時間で済ませるのがポイント。
学校の宿題でもあると思いますが、それにプラスαできるといいですね。
できれば「自分の勉強は、最初は計算から始める」といった感じで
習慣化するといいと思います。


②ゲーム化して楽しむ

よくあるのが短時間でできる100マス計算。
計算カードもある意味、ゲーム的な要素があります。
あと、計算機についている計算ゲームや計算アプリなども変化球としてよいと思います。

これらは、自分がどれくらいできるかを過去の自分と比較して
成長を実感できるので、自信がつけられます。

自分から取り組むのが難しそうな時は、
親や他の人が参加して、一緒に取り組むのもいいでしょう。
この時、あまりに差がつくと、本人が
「やっぱり自分は計算不得意だから算数はダメだ!」と
勝手に自己認識を強めてしまうかもしれません。
その辺は、うまく自分の中の成長に目を向けさせるなど、工夫をしましょう。


③見直しは必ずする

問題を解いたら解きっぱなしではよくありません。
やっぱり見直して、間違っていたところはしっかり確認しましょう。
できれば大人が見てあげて、決まった間違い傾向がないか
チェックしてあげるといいかもしれません。

たとえば、一の位が「7」から「9」をひく時に必ず間違える、
九九のある部分だけ間違えて覚えている、
カッコの計算の順番を間違えてやっている

といったパターンがあれば、
そこを直すことでたくさんの計算間違いが効果的に改善できます。

このパターンに気づくためには、
やった問題の間違えたところにチェックを入れておくと
振り返りやすくていいですね。

結果的に前までの自分から成長したことに気づき、自信がつく
といったポジティブな感情が得られることが継続のコツになると思います。


計算に対してポジティブな感情が得られることが大切





計算練習がなかなか習慣化できない…という場合、
学校の宿題や塾の宿題、大人がルールづけすることで
習慣化する場合もあると思います。

その場合も、注意したいのは、ネガティブな感情が優勢になっていないか?
ということです。
無理やりやらされている感が強めでは、計算に対して前向きにはならないでしょう。
「イヤなことを無理やりやらされている」感覚が強ければ、
将来強制的な勉強から解放された時
(受験直後や自律的に勉強をすることが求められる年齢になった時)
にやらなくなってしまう可能性が出てきます。

結果的に計算力がついていることを本人が自覚できれば
ネガティブな感情の他にポジティブな感情が得られると思います。

また、計算の早さを競うことに対してあまり積極的でないタイプもいます。
ひょっとしたら、難しい問題をあれこれ工夫しながら考えるのが好きかもしれない
などといろいろ考えて、ぜひ本人が楽しめそうな課題をアレンジしてみてください。
やはり楽しさは大切ですから。

いかがでしたか?

「計算間違いのパターンを見つけるところまでやるのは大変!」
「計算をどうしても楽しめないみたい」という場合、
よろしければご相談ください。

これまでにたくさんの生徒さんを見てきた経験から、
サポートができるかもしれません。

ぜひこちらまで♪

ご家庭に寄り添い、生徒さんの成長を共に支え、喜び合える。
そんな関係が築けたら幸いです。


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