「計算問題が苦手」「計算に時間がかかる」という方。
計算には、知っておくと得なことがあります。
たとえば、いろんな約数を持つ数。
12は2×6、3×4、4×3、6×2と、九九のたくさんの場面で出てきます。
これをパッと出てくるようにすると、後々、分数の計算などで約分する時に役立ちます。
また、12の倍数である24、36、48、60、72、84、96、108、120…なども
約数がたくさんあることに気づくと、役立つでしょう。
特に60までの数字は、時間の計算にも役立ちます。
時間の計算についてはこちら
12分は1/5時間つまり0.2時間、24分は2/5時間つまり0.4時間…など。
時間の計算は10進法ではないので、0.2時間=20分などと
考えてしまうクセがあれば、早いうちに直すのが良いでしょう。
簡単な分数と小数の関係
「5/2は2.5」「5/3はは1.66…だから2より小さい」など、
頭の中でさっと変換できるようになっておくと、
計算が素早く処理できるし、問題の答えを予想する時に役立ちます。
簡単な分数と約分できる大きな数の分数、小数の関係
「20/100は1/5で0.2」「75/100は3/4で0.75」
こういった分数と約分できる大きな数の分数と小数の関係が
サッとイメージできるというのも大事です。
まずは、20/100、40/100、60/100、80/100、25/100、50/100、75/100
あたりから、イメージできるようになると、効果的だと思います。
20の倍数と100の関係
素数の倍数のイメージ
2、3、5、7、11、13、17…と、素数は数が大きくなるほど
普段見慣れない数字となります。
それが分数の問題で出てきて、「実は分母も分子も23で割れました」
などということがたまにあります。
数についての感覚を磨きましょう。
小さな数⇔倍数⇔分子・分母が大きな数の分数⇔小数⇔割合のイメージ
を持てるととても力がついていると言えると思います。
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