こんにちは。京都(宇治・伏見)のプロ家庭教師 内藤 睦です。
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ノートの使い方ってきちんと教わる機会がなかなかないですよね。
最近はプリントや問題集に直接書き込む機会が多く、
またタブレットなどのICT学習も増え、
ノートを使う機会が昔に比べて減っていると感じます。
でも、ノートを上手く使えれば、計算力を上げたり
問題を解くためのヒントをつかんだりといった得点力アップにつながり、
大切な「考える力」も伸ばせ、いいことがたくさん。
たくさんの生徒さんのノートを見てきて感じたことを織り交ぜながら、
なかなか学ぶ機会がないかもしれない、
ノートの使い方を複数回で取り上げてみたいと思います。
今回はキモとなる「なぜノートを使うのか?」です。
ノートは何のために使う?
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ノートって何のために使うんでしょう?
最近は手作りプリントやタブレット、アプリなどの活用で
ノートを使わないでできる勉強が増えています。
それらが使えない時に使うのが、ノートということでしょうか。
プリントが配られない授業の記録を取るのがノート。
または、答えだけ書いたり選択肢から選ぶために
必要な計算や下書きをするために使うのがノート。
または、学校や塾に提出して「自分はちゃんとやりましたよ!」と
証明するために、作るノート。
確かに、いろんな用途でノートを使います。
でも、本当は、ノートというブツに書き込み、それを丸つけして
見直すことで、タブレットとは違う力がつくのではないでしょうか。
ノートを使うのは、問題を解くためのサイクルを効果的に回すため
学校や塾でノート提出が求められることも多く、そのため
「面倒くさいけど仕方ないから、とりあえずノートに書いておこう」
というスタンスでノートを書くことも多いかもしれません。
でも、気持ちを入れず、考えずにやるのは本当にもったいない。
それでは「ちょっと考えてもわからなかったから答えを写した」
というのに近い感じで、せっかくの勉強が身に着きません。
算数・数学の力をつけるためには、
何をすればいいでしょうか?
公式を丸暗記して問題をたくさん解く?
いえいえ。
問題を解くために必要な情報を収集して整理し、
答えを導くために必要な知識(公式など)と考え方を身に着け、
式を立てて答えを出す力をつけることが大切です。
そのためには
むやみやたらに問題を解くことは必須ではありません。
この力をつけるために必要なサイクルをポイントで表すと、下記の①~⑦です。
力をつけるために必要なサイクル ① 単元で必要な知識を覚え、考え方、公式などを理解する ② ちゃんと覚え、理解できているか確認するために、自分で問題を解く ③ 丸つけをする ④ 間違えた問題や、自信のなかった問題を見直す ⑤ 間違えた・自信が持てなかった理由を確認する ⑥ 次は間違えないように理解を深め、手順など工夫する ⑦ 次回以降に活かす |
そして、この力をつけるサイクルを回すためにノートを「意識的に」使うのです。
ノートを意識的に使って、力をつけよう!
①~⑦のサイクルの中で、ノートを使うことでメリットがあるのは
② ちゃんと覚え、理解できているか確認するために、自分で問題を解く
③ 丸つけをする
④ 間違えた問題や、自信のなかった問題を見直す
⑤ 間違えた・自信が持てなかった理由を確認する
の部分です。
他の科目であれば、この過程で間違えていれば、
暗記事項がしっかり覚えられていなかったということが
原因の多くを占めているので、「覚え直す」「しっかり覚える」
ということにつながると思います。
一方、算数・数学に関しては
自分が考えた過程を確認し、考え方や計算過程の
間違いを修正して、解き方をブラッシュアップしていく
ということになります。
これらが積もって、算数・数学の力になると思います。
具体的には、このシリーズの②以降でいろいろお話ししていきます!
いかがでしたか?
もし、「ノートをどんなふうに使えばいいかわからない」ということでしたら、
よろしければご相談ください。
ご家庭に寄り添い、生徒さんの成長を共に支え、喜び合える。
そんな関係が築けたら幸いです。
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