プロ家庭教師の私が体験授業を有料にする理由


今の世の中、本当にさまざまなサービスが存在します。
そしてその大半のサービスに「『初回体験』のウリ」があるように感じます。

初回体験には無料と有料とが存在しますよね?

私は京都(宇治・伏見)でプロの家庭教師として、目標達成のために、そのお子さまの個性に合わせて学習方法をカスタマイズする指導方法で、
一(いち)サービスを提供しているのですが・・・

実は、私の体験授業は有料にしています。

今日は私の家庭教師が無料ではなく、あえて有料である理由を説明していきます。
今、ご自身のお子さまに「家庭教師を・・・?!」と、気になっている方に読んでいただいけるとうれしいです。

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私が体験授業を行う理由



経験上、家庭教師の初回は、今後の方針を決めるためのとても大切な回です。

初回訪問の前に、電話やメールでのご相談を受けて、お客さまとのコンタクトが始まります。
そのやり取りで、ある程度のことはわかります。

【事前のご相談でわかること】
お子さまの現状・現在の学力、テスト結果・受験生であれば模試の結果、苦手分野・得意範囲など
お子さま(と保護者の方)が目指すところ=設定している目標
学校での成績アップ・苦手範囲克服・受験の成功・・・
当たり前ですが、目標は生徒さんによってさまざまです。

保護者の方から家庭教師についてのご相談をいただいた段階で、
これまでの自分の経験から「どのような道すじなら目標達成ができそうか」を考えます。
でも、これはあくまでも準備の段階。

体験授業をもうける理由は!さらに具体的で有効な道すじを立てるため!!

保護者の方や生徒さんと直接お会いし、いろいろお話を伺ったり
実際に問題を解いてもらったりすることで、本当にさまざまなことがわかります。
それがないと、具体的で有効な道すじが立てられない!と、私は考えています。


体験授業で得ることができるモノ



私が体験授業で大切にしていることは、
方針をお話しして、詳しい現状分析と、具体的な道すじを設定すること、
そして直ぐに使える具体的なアドバイスや方法論を必ず受け取っていただくことです。

例えば、
「今やっていることと並行して、計算問題を1日10分やった方がいい」
「この問題集とは別の基礎レベルの問題集で、〇単元と△単元を復習した方がいい」
「この単元の理解のためには、こういった一連の無料動画授業を見ると効果的だ」
といった、急ぎ実行すると効果的なアドバイスを、お子さまに合わせて行います。

また、私自身「家庭教師だけですべてができるとは限らない」と考えているので、
たとえば時間が限られた受験生の方なら、
「オンライン学習を併用してください」
「家庭教師よりも、同じ価格でコマ数が増やせる個別塾を利用する方がいいのではないでしょうか」
といった、他のサービスを薦めることもあります。
なぜなら、その生徒さんと保護者の方にとって、私の考え得る最適な解決策を提供したいからです。

無料ではなく、有料で体験を受けていただくことで、今後お子さま、ご家族の方にとって、本当に自分が必要かどうかを見極めていき、最善を尽くす。
また集客だけではなく、本当に良い情報や学びを提供していくと決めているからこそ、この設定にしています。


体験授業で即座にそのとき必要な情報をお伝えできる理由



私は企業で研修講師をしていた経験があります。

その時、問題解決の手法を学び、「目標と現状のギャップが起こる原因・理由を分析し、解決する方法を考えて実行する」ことを伝える研修を行っていました。

当時はキャリア系の研修でよく使っていましたが、この考え方はお子さまの問題の解決にとっても有効だと思い、今の指導でも実践しています。

家庭教師を考えるお子さまとその保護者の方は、目指す目標があるものの、現状から「目標達成が難しい」と考えている
この「目標と現状のギャップをどのようにしたら埋められるか」について、体験授業の段階で気づき、お伝えすることができる。
それが私の一つの特徴だとも思っています。


実際に体験授業で私が見つけることのできるつまずき事例



ぜひ、お子さまに当てはめて考えてみてください。

中学受験算数が苦手なタイプ。「旅人算や速さの文章題が苦手」というご相談をよく言われます。
実際に問題を解いてもらうと、大きく分けて3つほどの原因が絡まっている様子が、それぞれのお子さまに見られます。

  1. 文章題を解く以前のところでつまずきが見られるケース。
    速さ×時間=距離、の関係が、そもそもわかっていない場合や、
    「m(メートル)をkmに直す」「〇分間を、分数を使って△時間で表す」
    といった単位換算でつまずいている場合です。
    下手をすると「10分間は1/6時間」という分数的なイメージが持てていない場合があります。
    これ、実はすごく大切な感覚です。

  2. 速さ系の文章題は条件設定が複雑だが、それが順を追って理解できていないケース。
    「AさんがBさんを追いかけ、追いついた途端にAさんは引き返す」
    「AさんはBさんの〇分後に出発し、追いついてから△分後に速度を落とした」
    など、一つ一つ情報を適切に把握していく必要があるのですが、それが十分ではないのです。
    読解力不足や、複雑な問題を手順を追って解く力がついていないことが考えられます。

  3. 速さの問題を解く際に、計算間違いをしてしまうケース。
    時間は60進法だし、単位換算をすることでゼロが増えて大きな数になったり、分数の小さな数になったり、と計算が複雑になりやすいのが速さの問題です。
    手順がおろそかになっていたり、確認が不十分だったりといったさまざまな原因で計算間違いをしてしまう、ということになります。

    このように、「●●分野が苦手。解けるようになりたい」という場合、
    その分野の前の段階でつまずいているところが複数個あることが多いです。


私が実践する解決法



それぞれのつまずきを克服するために、いろんな解決策を取ります。

つまずいているところより前の単元から解かせる。
「自分の足の速さでテクテク数分間歩くとスタート地点から遠くに行くよね。それが、速さ×時間=距離。」といった感じで、イメージが湧くようにお話しすることもします。

分を時間に単位換算できない場合は、分数がイメージしやすいように、おもちゃの時計を使って説明することもあります。

文章読解力が不十分な場合は、図を描いて説明する、一つ一つの文章をていねいに読む、といったことをやります。

計算力不足の場合は、別途、計算練習を勧めます。


このように、そのお子さまのつまずきを効率よく取り除くことができるように、説明や問題演習を行います。

同様のつまずき克服は、AIが導入された最近のオンライン教材でもやれるようです。
生徒さんが少し問題を解くことで、「何のつまずきが溜まってこのような結果になっているか」を分析し、つまずきをなくすための問題をピックアップしてくれるようです。

でも、オンラインの個別対応には限界があります。

自分で解いた経験がある苦手を克服した生徒指導の経験がある
生身の家庭教師だからこそ、そのお子さまの苦手克服のために、最適な道すじを考えることができる、と考えています。

プロ家庭教師だからできること・・・

本格的に家庭教師を始め、指導をする中で、生徒さんの理解スピードや、合う学習方法などがわかってくれば、さらに道すじを修正することは出てきます。
でも、1回目の授業からある程度方針を決めることができます。
これを私は体験授業で行っています。

現在の問題をできるだけ早い段階で見抜いて解決する。
そのために全力を尽くしています。



今回は長くなってしまいましたが、いかがでしたでしょうか?
それでも体験は無料がよいな・・・と言う方、ごめんなさい!!

私自身、こういったblogや発信を通して、自分が行っている授業が少しでも皆さまのお役に立てば良いなと感じています。
何か気になることがあればお気軽にご相談ください。


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