非日常の日常をどう過ごすか②

 こんにちは、Blogにご訪問いただきありがとうございます。
 京都(宇治・伏見)で親子に寄り添う丁寧な指導  プロ家庭教師の内藤 睦です。

 前回のブログは読んでいただけましたか?引き続き、「非日常の日常をどう過ごすか」について書きます。

 前回のブログはこちら👇
https://governess-based.com/message_to_you/taste-the-extraordinary-1.html


日常的な「学び」ができない「今」


 この1ヶ月・・・2ヶ月でしょうか・・・。大人ももちろん、子どもも非日常な環境にいます。

 学校や習いごと、友達との輪などの、日常生活を作る枠組みが突然外され、特に年度末・年度初めの時期というのもあって、戸惑うこともたくさんあったのではないかと思います。
 普段なら、毎日の授業などの決められた枠組みの中で、大人の言うことに従うことや自分の自由にならない時間は楽しいことばかりとは限らず、退屈さやネガティブな感情もあるかもしれません。
 でも、今のようないつまで続くか分からない非日常の中で、そういったルーティーンが懐かしく感じることもあるでしょう。

 特に学びに関しては、自発的なものだけでなく外部からの刺激が大きいです。学校や塾での授業や宿題、友達と一緒にやることによるその場の雰囲気などなど。
 それなのに、普段なら子供の生活の大部分の時間を占める学校が休みになり、先生達からの働きかけが薄まってしまいました。ドリルやオンライン学習などさまざまなツールはあるものの、やはり普段とは少し様相が違います。
 学校や塾という学びに対する外からの働きかけが突然失われ、子ども達が学びに向かうためには、自習や自発的な学ぶ意欲がふだんよりいっそう必要な状況になっています。
 そんな中、どの保護者の方も、これまで学校や塾にお任せしていた部分が突然かなりなくなり、「お子さまの学習」について、悩むのではないでしょうか。


そんな中、できることはなんでしょうか?



 非日常の中で、子どもの学習についてどうするか 。
 それは、前回お伝えした「淡々と日常を過ごす」「何かに没頭する」「視野を広げる」と一緒だと思います。

「勉強」とは、「新しいことを自分の中に取り入れ、活かす」力を伸ばすこと

だと個人的に思います。

 その力を活かして、今のような、これまで誰も経験したことのない状況下で「何を学び考え、行動するか」は、とても大切ではないでしょうか。

 そしてそのために「視野を広げる」ことが特に重要な気がします。

 勉強と「視野を広げる」は密接にリンクしています。
 どんな情報を収集するか。
 そしてそこから何を得て、どう考えて行動につなげるか。

情報を集める手段は何ですか?

―ググったらすぐ出るインターネットの情報
―身の周りの人とのコミュニティでの話
―身近な人とのSNS
―リモコンを押せばすぐわかるTVのニュースやワイドショー

それらの情報はどれくらい信頼できそうでしょうか?

身近なところでのタイムリーな情報やすぐ手に入る情報だけでなく、
―政府の統計情報のページ、知見のある人の発信するページ(たとえばiPS細胞研究者山中教授のページなど)
―信頼できる公的なリソースから情報を得ると、またいろいろ役立ちます
―世界各国の状況を知るために、海外から情報を得ることも役立ちます。
―英語が分かればいいですが、(詳しく無い場合は)海外の情報に詳しい日本人が作っているブログなどを参考にすることもできます。
―海外に住んでいる人の動画などもあります。

 英語力がものすごく高くなくても、情報収集力があればいろんな情報を集めることは可能です。

 そして、たとえばNYから発信している記事でも、NYにどのように関わっている人かによって、発信内容は変わってくるかもしれません。その人のいる環境によって、気持ちの持ちようで、発信内容は変わってくるかもしれません。

 情報はいろんな角度から、いろんな方法で取れます。
 いろんな情報があり、いろんな取り方がある、ことを大人が見せれば、子どもの知的好奇心を高めるのではないでしょうか。


 そして、さまざまな情報を集めたら、それらをどのように自分の中に取り入れ、解釈するか。
 それが個性ともなります。
 そしてすぐに判断に結びつけるのではなく、「そうなの?」「それってどういうこと?」と一歩引いて見て自分の中にある他の情報や経験、考え方などを基にさらに考え、必要なら材料を集める。
 情報を集めること、それを解釈すること。
 漠然としたことを言うのは簡単ですが、やるのはけっこうエネルギーや労力が要ります。
 そのような難しい土台に、大人が子どもと一緒に入り、自分で考えられるようになることが学びの成長となると思います。

 「深掘りをする」というのは、自分の興味のあることを自由研究のように深く行うということです。
 何か没頭できるもの。自分から進んで頭や身体や手を動かせるもの。
 オンライン学習でもマンガでも工作でも何でも。
 そういったものを探してみましょう。

 ネットのマンガにはまって、表現やストーリー、ストーリーを構成している歴史的イベントや神話、色の名前など何かに詳しくなるかもしれません。
 手芸や工作にはまって、手先が器用になったり、材料や工具について詳しくなるかもしれません。
 料理かもしれません。材料やその産地、作り方、美味しく作る方法、先人のレシピ、材料が起こす化学変化や食品学の初歩、先人のレシピといったことに興味を持つかもしれません。

 ネットの情報やSNSでの意見を見るうちに、その意見の根拠や信ぴょう性、経済的な観点と医療専門家の見地から出てくる意見の違い、主張するそれぞれの人にどのような土台があるから生まれる意見が変わってくるのか、ということに興味を持つかもしれません。

 ぼーっと見ていた雲に興味を持ち、さまざまな雲の種類や動き、それによる天気の変化に興味を持つかもしれません。

 今は、実際に出かけて手に取って見ることはなかなかできませんが、ない中で工夫できることもあります。
 私たちにはネットやオンラインという飛び道具があります。
 そうやって、生まれた興味や関心を伸ばしていくことができます。


 「淡々と日常を過ごす」は、生活習慣はもちろん、計算や漢字、英単語などの暗記といった、土台固めになることをコツコツとすることです。

 海外からの情報をスムーズに得るためにも、英語習得は必須です。
 世界各国の情勢の違いや発信内容の違いの中には、各国の政治や文化・風習といった部分に違いがあることに端を発していることも多いのでそのような知識があることも役立つでしょう。
 統計情報を読み取るには、数字やグラフを読み取る力が必要です。
 計算や漢字、英単語などの暗記は、それらの土台となります。

 日々のコツコツとした積み重ねが、今の非日常の中でも役立つのだと思います。


 いかがでしたでしょうか?少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。

 お子さまがドリルや何かをやる横で、大人もいろんなことにチャレンジしてみて、お互いチャレンジについていろいろ話をし、大人も子ども何かを深めるなんていかがでしょうか。

 そして、やっぱり、こんな中でも「笑い」があれば、最強ですね。

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