得点と考える力をつけるノート術!その④
ノート考察3 計算の跡がない


こんにちは。京都(宇治・伏見)のプロ家庭教師 内藤 睦です。
ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。
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私が算数・数学を見る時、大切にしているのは
問題を解くために生徒さんが「何を、どう書いているか」です。
今の時点で正解が出せていない場合、その原因は
考えている過程にある。
その生徒さんが何をどう考えているかに理由があります。
それを把握するための方法が「ノートを見る」ことです。

ノートを上手く使えれば、計算力を上げたり
問題を解くためのヒントをつかんだりといった得点力アップにつながり
大切な「考える力」も伸ばせ、いいことがたくさん。

ちなみに、以前ノートの使い方について取り上げたのはこちら。


ちなみに、以前ノートの使い方について取り上げたのは、
下記のサイクルを回すのが大切ということ。

  力をつけるために必要なサイクル

単元で必要な知識を覚え、考え方、公式などを理解する
ちゃんと覚え、理解できているか確認するために、自分で問題を解く
丸つけをする
間違えた問題や、自信のなかった問題を見直す
間違えた・自信が持てなかった理由を確認する
次は間違えないように理解を深め、手順など工夫する
次回以降に活かす


たくさんの生徒さんのノートを見てきて感じたことを織り交ぜながら、
なかなか学ぶ機会がないかもしれない、
ノートの使い方を取り上げてみたいと思います。

今回は「こういうノートだと成績が伸びづらいのでは?」という考察&解決策 その3です。



こんなノートは?④計算の跡がない算数ノート



「はい、宿題です」と見せてくれたノート。

整然と問題番号と答えが書かれています。
が、計算がどこにも見当たりません。
どう考えても暗算ではムリな計算式なのに
筆算や分数式などの跡がそばに見当たらない。
こういうノート、けっこうあります。

算数・数学の問題を解いて、計算が不要な場合って
まあ、ないんじゃないでしょうか。

こういうノートの生徒さんが計算をどうしていたかには
大きく2パターンあります。

一つは、計算だけ別の紙やルーズリーフにやっている場合。
こういう場合、「計算見せて」というと、「ええと…」と
ごそごそ探し始めて、なかなか出てこないことも多いです。

もう一つは、「やったけど消しました」と答えたり、
ノートをよく見ると計算をやって消した跡がある場合です。



計算を軽視している?



どちらのタイプも「大切なのは答え」で
「計算はそんなに大切じゃない」
という見方をされているのかな、という印象です。

計算間違いは単なるミスだから、
あまり気にしなくていい、次から気をつけたらいい
という考え方もあるかもしれません。
確かに、計算は作業的な部分なので
そこに至るまでの考え方や立式が大切、というところはあります。

でも、算数・数学は答えが合うまでが肝心だから、
そのために計算は大切です。
だから、間違えた時はどこで・なぜ間違えたかを
しっかりとチェックする必要があります。

字を乱雑に書いていたので、数字を間違えた。
ケタを揃えていなかったので、位取りを間違えた。
分数の計算で約分にミスがあった。
いろんなパターンがあります。

どんな間違い方をしていたか、分析することが
大切ですが、計算過程がないと
どこでしくじったかは永遠に闇の中です。

原因分析がしっかりできないと
「気をつけようね」と軽いリマインドくらいしかできず、
また同じパターンのミスをするかもしれません。

だから、問題に対して出した答えと
「どんな計算をしてどんな答えが出たか」を
結びつけて見直すことはとても大切。

これも前回と同様、
間違えた問題や、自信のなかった問題を見直す
間違えた・自信が持てなかった理由を確認する
が大切にされていない状態です。


答えを出した後に、ササっと計算を消すのは
キレイ好きなのかもしれませんが、
ちょっともったいない気がします。
なんというか、それまでの思い出の
アルバムやモノを全部処分しちゃってる、みたいな。

ちょいちょい言うじゃないですか。
キレイに片付けられた部屋よりも、少し雑然としていて
壁に地図が貼ってあったりいろんな本やパズルが
見えるところに出ているような部屋の方が
子どもの成績がいい、みたいなこと。
モノが残っている方が記憶に残る、みたいな。

そういう感じです。

やった過程はどれもこれも宝物!
残しておきましょう。
断捨離して捨ててしまった古着やお気に入りの本が
「実はお宝だった!」「また読みたい!」と
いった形で価値が出てくるように、
役立てることができます。

思考の過程が見えるノート。
そういうノートが作れる人は、
算数、数学とどんどん難しくなっていっても
理解を深め、力をつけていくことが
できるのだろうな、と思います。



いかがでしたか?

ノートを作ることで算数・数学の力が高められるような、
自分の成長の記録となるような、
そんな価値のあるノートにするために、
まずは大切にいろいろ書いて、勉強の質を上げていきましょう!

その辺、一人でやるのが大変なら、
保護者の方の出番、もしくは
プロ指導者の出番です!

よろしければご相談ください。

ご家庭に寄り添い、生徒さんの成長を共に支え、喜び合える。
そんな関係が築けたら幸いです。
お気軽にご連絡ください。


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