算数・数学の応用問題が解けないのはなぜ?①
スキル編その1


こんにちは。京都(宇治・伏見)のプロ家庭教師 内藤 睦です。
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「基本問題は解けるのに、応用問題がなかなか解けない…」
そのようなお悩みをお持ちではありませんか?
受験生の方は、そろそろ過去問と向き合う頃。
余計にそんな気持ちを持たれるかもしれません。

まったく分からないわけではない。
基本問題はそれなりに解ける。
けど、ちょっとひねりの利いた問題が難しい…。
こういう場合、「自分には算数・数学のセンスがないんだ」と思うかもしれません。

今回から、私なりに考える原因を「スキル不足」「メンタル面」に分けて
何回かでお伝えしてきたいと思います。


①スキル編その1計算力が足りていない←今回はココ
②スキル編その2公式・定理が完璧に身に着いていない
③スキル編その3問題状況をイメージできていない
④スキル編その4問題状況を式で表せない
⑤メンタル編その1解けない算数・数学の問題はない
⑥メンタル編その2正解を逆から導き出す気持ちが足りない
⑦メンタル編その3センスの問題と思っている




計算力不足で難問を解くのは、古いスマホで重い動画を見ようとするようなもの




スマホでSNSも動画もゲームもサクサク快適に楽しめていたのが、
だんだん動作が重くなってスムーズに進まなくて
イライラするようになってきた……ということがありませんか?



これは、スマホのメモリ不足が原因だったりします。
メモリ不足とは、よく
「作業領域・勉強スペース」としてたとえられているのですが、
今回「体力のようなもの」と喩えたいと思います。

日頃からよく運動していて体を鍛えていたら、
「朝から軽くジムでトレーニングして、
それから仕事に行って、仕事が終われば夜ランニング。
週末はハーフマラソン大会に出て、その後準備して月曜日から出張だ……」
といったハードなスケジュールに対応できます。

でも普段そんなに体を動かしていないなら、
朝からトレーニングしたら、
出社した時には疲れていて仕事に支障をきたすかもしれません。
週末ハーフマラソン大会に出たら、その後エネルギー切れで
次週の準備どころではなくなってしまうでしょう。


そんな感じで、日頃から運動して体力があればあるほど、
ハードに動くことができるでしょう。

それが、算数・数学においては
体力=計算力だと思うのです。

四則計算に時間がかかる、
約分がすぐに思い浮かばないので0.875をパッと分数に直せない、
解の公式を思い出すのに時間がかかる…
といったことでは、計算だけで大変で疲れてしまいます。
後に残る体力が少ないので、
難問を正確に読み解く力が残っていないかもしれません。
問題や解法の続きを途中で間違えるような不注意をするかもしれません。
気持ちに焦りが生じるかもしれません。

必ずそこに理由がある、とまでは言い切れませんが、
もしもうっかり間違いがあれば、それもメモリ不足が起こしていることかもしれません。

もうダメ……



計算力不足はすべてを慌てさせる




難問は大体、多くの数字を処理したり、複雑な計算を解く必要があります。
過去問や模擬試験ならなおさらですよね。

大問1はたいてい計算問題数問ですが、
複雑ですし適度なスピードで解いていかないと、
後の問題に使える時間が減ってしまいます。

そこで計算力があれば、複雑な計算を、それほど労力をかけず
スピーディーに解くことができると思います。

やはり計算力は大切。
もちろん、計算力が高ければそれだけ得点源になります。

計算力があることは、算数・数学の自信になります。
自信を持つこともとても大切です。

それほど難しい問題でなくてもいいので、毎日計算を続けるようにしましょう。
計算力をつけることについては、こちらの記事も参考にどうぞ。☟

短い夏休みに必見!!高い計算力を身につける方法の糸口を公開!

本当の計算力を身につける方法教えます


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