オンライン家庭教師、はじめています


家庭教師とは、指導者が家庭(家)に訪問して、
お子さまの隣で学習のサポートを行うこと。
昔も、現在も変わらず、この認識は変わらないと思います。

ただ、この2020年。
働き方、学校の授業日程、夏休み・・・
世界が、社会全体が色々な変化を目の当たりにしたのは間違いありません。

私も、これまでご依頼いただいたご家庭に訪問するのが当たり前でした。

でもこの数ヶ月間、コロナの状況を発端に、指導の仕方のバリエーションを
増やしていくことについても考えてきました。

今日はオンラインでの家庭教師指導について、
実践してみて思うところ、注意点、指導方法、料金などを
このBlogにまとめていきます。

改めまして、こんにちは、プロ家庭教師 内藤睦 です。





内藤のオンライン指導のやり方




オンライン指導は、基本的にzoomを使います。

zoomでやる時、こちらは顔と手元のノートを同時に映します。

生徒さんにも、顔を手元を同時に映していただくことをお奨めしております。
(PCやスマホで2台接続していただくか、こちらの書画カメラをお貸しします)
※その場合イメージ写真より画面上の表示は増えます。

これらのことで、かなり直接指導に近い状態を実現できています。
また、skypeやGoogle meetでの対応も可能です。


オンライン指導時に映すもの (指導方法へのこだわり)



オンライン指導時に、先ほどもお伝えしましたが、
基本的に顔と手元を映します。

顔を積極的に見せたいというよりも、
「生徒さまの視界に、指導者の顔が入っている」ことが大切だと思うからです。

話を聞いている相手をどれくらい意識するか。
度合いは、数値化できませんが、相手の顔が見えることで意識が高まると思うからです。
話しかけている場合も同じです。

「相手は私の話を聞いて、私に向かって話してくれている」
と意識できることがマンツーマン指導の特徴です。
この特徴を生かすために、顔を映します。

個人的にはこれによって生徒さんの集中力も格段にUPすると感じています。


また、指導時には、zoomのホワイトボード機能を共有するよりも、
手元のノートか道具を映します。

IT機器のホワイトボードは、手軽にその場での考えを共有できます。
素早く、文字や図を共有できます。

その一方で、細やかなことの共有には、
手元のノートを映すことが向いていると思います。

特に数学の場合は必須です。
というのは、質問をいただく問題には図形問題、空間図形問題などが多く、
図示を多用するからです。

図形問題の解説には、問題で最初から与えらえている
図を描くことはもちろんですが、
さらにわかりやすく説明するために、問題図の一部を拡大して改めて描く、
ということもよくします。

また、「この辺は2cmであの辺は2.5cm…」といった、
与えられた条件をある程度正確に描くこともわかりやすくするために必要です。

そのため、罫線がある手元のノートに図を描くのが一番スムーズです。

その他に、問題文に注釈を入れたり、問題の図に直接書きこむこともよくあります。
なので、ノートやホワイトボードを写すことによって、
実際の指導の雰囲気を一番伝えられるように
しています。


また、指導時に必要なものは「問題とノート」だけではありません。

たとえば、数学の時には問題集の問題を解くために、
必要な公式や、公式の成り立ちが書いてある教科書や参考書を
同時に見ることはとても大切です。


目の前の問題の解き方を説明するだけでは、
生徒さんは「なるほど、こうやって解くのか、と思いはされる
ものの、
次に自分で解けるかどうかはわかりません

「なぜその解き方をするのか」を、その原点となる
公式や公式の成り立ちから確認して説明することで、
公式をしっかり理解して覚えて、どう使えるかまで納得できて、
今後別の問題を解く時にも
自分でその公式や問題を思い出してくれると思うからです。

なので、時間が許す限り、手元にノートや教科書を広げます。
(生徒さんと同じものや近いものを用意します)
そのためにも、手元カメラをかなり駆使します。

オンライン指導においても、
本当の学びを身につけてもらいたいという
指導の基本は変わらない。

そのための工夫だと思っています。


オンライン指導でのコミュニケーション



直接マンツーマン指導とは距離感が違うことはネックになります。

熱量が、マンツーマンの包み込むような感じが、親密さが、
伝わらないと感じてしまうのは事実です。

そのため、説明が伝わったかどうか、
などの確認は意識して回数を増やします。


生徒さんの様子や返事の仕方、声のトーンなどから理解の度合いを
くみ取りながら指導していく。
それは対面でもオンラインでも大切にしていることですし、
オンライン授業でもしっかり確認できることだと感じています。

「テストを意識する時期を過ぎても覚えているくらい
本当に分かってもらいたい!!」
という気持ちを強く持って、どんな環境でも真摯に説明します。

でも、画面越しに見る生徒さんにはどう伝わるか…。
「間近で一生懸命自分に向かってしゃべってくれている」という状況が
「画面の中の人、なんか一生懸命しゃべってるな~」
になるのです。

やっぱり伝わりにくいとは思います。
そのため、会話でのやり取りが必須になります。

「解説」が長くなると一方通行になりがちで、関係が希薄になる感じがします。
そのため、雑談的なコミュニケーションも大切になります。

また、オンライン指導では
生徒さんの「わかりたい!」という気持ちはとても大切になります。

生徒側が「とりあえず先生が一緒なら勉強するか…」という気持ちなら、
オンライン指導ではやはりパンチが弱いでしょう。

このあたりは、家庭教師をオンライン化するか迷う時に参考にしてみて
欲しいところです。

コロナの影響はありますが、何でもかんでもオンライン化が適しているとは
言い切れません。

直接先生や一緒に勉強する人と触れ合える場は、とても重要になります。


オンライン指導ならではの、指導以外の注意点



ネットの接続環境の問題があります。


回線が固まって一時動きや音声が途切れる可能性はあります。
が、実践してみてそんなにひどい通信障害は起こっていません。

それでも、やはりオンラインでの指導のため
「見えているかどうか」
「音声が割れていないか」
「説明のスピードはどうか」
それらの観点から「わかったかどうか」など確認する頻度は多く
なります。


結局、オンライン指導ってどうなの?



上記のように、オンライン指導の時は注意する点は、
「直接指導と同じようにすること」に
「直接指導とは違うからこそ意識してフォローや違うことをすること」
が加わります。


そのため、オンラインで実施すると、
通常の指導と同じ時間で同じだけの内容をお伝えするのは
どうしても難しいと感じています。

そのため、オンライン指導の際は、
上記1時間あたりの料金を80分あたりの料金としています。
※詳しい料金と時間メニューは下記参照ください。

オンラインが最善の策かどうかは、
生徒さんの状況やコロナ感染者の状況などでさまざまです。
その上で、選択の一助としていただければと思います。



オンライン指導メニュー



①指導料
・学び力アップコース 3,500円/80分
・中学受験コース   4,500円/80分
           6,000円/80分(難関中学対策)
・中学生コース   4,500円/80分
・高校生コース   4,500円/80分
②交通費 実費
③教材費 実費

基本的にはお手持ちの教材で進めていきますが、
必要な分野についての問題集や参考書をお勧めする場合がございます。

※入会金、保証金、解約金等は一切発生しません。
授業料は月謝制・後払い制(翌月払い)です。

<お支払例>
・中学受験コース 週1回 2時間、月8回の場合
 4,500円×2時間×4回=36,000円(プラス別途交通費)

・中学生コース 週2回 90分、月8回の場合
 4,500円×1.5時間×8回=54,000円(プラス別途交通費)

※今回オンライン指導導入に伴って、時間の変更は行っていますが、
料金は対面の授業と同じ料金で行っています。

オンライン授業も対面授業についても、
いつでもお気軽にご相談ください。


お問い合わせ



☏電話でのお問い合わせ、
ご質問・ご相談はこちら

TEL.080-9895-5442

受付時間 / 9:30 – 21:00
※出られない場合は、折り返しお電話いたします

✉メールでのお問い合わせも受け付けています。

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