まだ間に合う!
模擬試験で緊張してしまう人に読んでほしい 
模擬試験の心がまえ・使い方①


こんにちは。京都(宇治・伏見)のプロ家庭教師 内藤 睦です。
ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。
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受験生の方は、そろそろ第1回の模擬試験を終えられた頃、
もしくはこれから受験されるタイミングではないでしょうか。

学校のテストには慣れていても、模擬試験にはあまり慣れていない。
受験の年度1回目の模試で、思うような結果にはならなかった。
これから模試を受けるけど心配。
そんな、緊張と不安を抱える方に向けて今回はお伝えします。



模試の時になぜ緊張・不安を感じてしまう?





テストで緊張すること自体は悪いコトではありません。
多少緊張感がある方が、注意力や集中力が高まります。
でも、緊張しすぎるのはよくありませんよね。

なぜ緊張しすぎてしまうのか?いくつか理由があると思います。
・周りの雰囲気にのまれてしまう
・模試でこれから何が起きるわからず怖い
・「勉強不足」「準備不足」と思っている
・自分にプレッシャーをかけ過ぎてしまう
……などなど。

気持ちの問題を解決するのはなかなか難しいものですが、
いろいろな生徒さんに接してきた経験と、私自身の体験から、
対応のアイディアをお伝えしたいと思います。



①周りの雰囲気にのまれてしまう場合



試験会場に指定されたからということで
今まで行ったこともない駅にある学校に初めて行き、
知らない同年代の子達と一つの教室に集まって
複数科目行われる長時間の間、静かに集中しながら
制限時間と出来を気にして問題を解く……。
今までにない状況だと思います。
休み時間はありますが、初めての場所では
トイレに行くのも一苦労かもしれず、
あまり気持ちは休まらないかもしれません。

自分の学校が会場だったとしても、独特の緊張感が漂い
普段とはちょっと違うのではないでしょうか。
そんな中で、本人も独特の雰囲気にのまれ、緊張してしまう…
ということがあると思います。

こんな時は、「安心できる」材料を用意することです。

私自身は、慣れないテスト会場、緊張する模試の時は
ヘンな話ですが、よくお手洗いに行っていました。
試験が始まる前、試験が終わった後、と休憩時間は必ずと言っていいほど。


お手洗いは個室です。個室に行くと、ホッとします。
緊急を要していなくても、そういう安心が持てることは大切でしょう。
ヘンですけどね。

また、何かお気に入りのものを持って行くのもいいですね。
手ざわりの好きなハンカチとか、お気に入りの文房具、
好きなキャラクターのグッズなど…。
それが目に入る、触れることで気持ちがホッとし、
緊張感が少し和らぐと思います。さらに、
小さなぬいぐるみのキーホルダーなどに
「がんばるから見ててね」と目で語りかけるといったことも
前向きになるのに効果的だと思います。
落ち着いてさらに気持ちを前向きにする感じですね。



②模試でこれから何が起きるわからず怖い時




各科目で50分や1時間以上の時間をかけて問題を解くなんて。
一体どんな問題が出るんだろう。
自分は解けないのに周りの人が解いてたらイヤだな。
全然解けなかったらどうしよう。
最後の方の科目は疲れてて、考えられないかも。……。
そんなふうに、これから何が起きるかわからないと
いろいろ心配になることもあるでしょう。

でも、ちょっと待って! 視点を変えてみましょう!!


他の人達だって多かれ少なかれ緊張しています。
あなたが「難しい」と思う問題は、外の多くの受験生も「難しい」と思うでしょう。
誰だって最後の方の科目は疲れます。
テスト時間ぎりぎりまでガリガリ答えを書いている人は、ひょっとしたら、
他の人にプレッシャーを与えようとして適当にカリカリやっているのかもしれません。

たくさんの人がいたら、
自分と同じようなことを思っている人はたくさんいるだろうし、
自分とは違うことを考える人もいるでしょう。

まずは「最初の模試は、経験だけでも大きな成果」と思いましょう。
だって、模試は受けたら終わりではないからです。後で述べます。



③「勉強不足」「準備不足」と感じている時




模試を受けるからには、結果が大いに気になるところ。
そして模試の結果は、よほどラッキーが重ならない限り
やはりそれまでやってきたことの結果ではあります。

でも、それまでにたくさん勉強していたら必ず高得点か、
というと、実はそれは別ものです。
模試という限られた時間内でいかに自分の実力を効率的に出すか、
にはテクニックがあるのです。


たとえばやさしい問題から手をつける、とか、
難しそうな問題は飛ばすとか、慣れた時間配分で解くとか、
選択問題で消去法を使うといったテクニックなど。

私はこれらを「テスト戦略」と呼んでいるのですが、
これらを身に着けることで、テストで自分の実力を出し切ることができます。
力をつけ、出しきる。
それが難しければ、今回間違えた問題や手がつけられなかった問題は
次に出会った時に間違えないように力をつければいいのです。

模擬試験に向かう気持ちを前向きなものに変えましょう。

今の時期の1回の模擬試験の結果は、すべてを決めません!





④マジメに自分にプレッシャーをかけてしまう時




このテストが、この模試が、進学という将来に大きな影響を与えるかもしれない。
だから「いい点数を取らなきゃ!」「100点を取らなきゃ!」と思ってしまう。
マジメな人ほど、そんなふうに考えてしまうかもしれません。
それでは自分を縛ってしまって、うまく頭が働かないのでは。
緊張をほぐしましょう。

大丈夫です!
模擬試験で100点を取れる人は、本当にごく一部の、
その科目を相当やり込んだ、その科目が大好物という人だけです。

学生の場合、学校の体育で毎年体力測定をやりますよね。
50m走で、去年の記録が9秒台だったとして、
走る前に「今回は8秒切らなきゃ!」って
自分にプレッシャーをかけるでしょうか。

たぶん、何かすごい練習をしたとか「8秒を切る」ムチャな賭けをした
というような特殊な事情がない限り、
「まあ去年9秒台だったから、今回もそんなもんでしょう」と思って
そんなにプレッシャーを感じず、緊張もそれほどしないと思うんです。

それはつまり、「自分ってこんなもん」という
自分についての客観的な評価がわかっているからです。
その評価が受けいれられないのであれば、努力は必要です。
だとしても、「今回の模試でダメならもう終わり」ではなく
頑張る余地も、時間もまだ残っているはず。

きちんとした方法で努力すれば、最初の模試の結果は変わります。
また、模試の内容と志望校のテスト内容は同じとは限りません。
志望校のテストに合わせた対策を取れば、合格の可能性は大きく変わります。

くり返しますが、その模擬試験の結果はすべてを決めません。


「準備不足」と思っている場合。
「いい点を取らなきゃ」と考えるのではなく
「自分のベストを尽くそう。足りないなら、
次の模試で取れるようにしよう」と考えることです。



まだまだ、模擬試験は結果ではなく始まりに過ぎない




そして、模試は結果がすべてではありません。
模試で出た結果を受けて、必ず復習をしましょう。
できなかった問題はなぜできなかったのか。
計算間違いか、勘違いか、基本的なことが覚えられていなかったのか、
苦手範囲だったのか。
かなり正解率が低い問題かもしれません。



そうやって見直すことで力がつくし、
「自分は今度はこのタイプの問題は解けるようになろう。
このタイプの問題が出たら迷わず捨てよう」
など、テストに対する心構えも準備もしっかりできるようになっていくと思います。
模擬試験を単なる審査・評価の場ではなく、
模擬試験を自分の成長のための糧にしてしまいましょう!


いかがでしたか?

最初の模試なら、本当にたくさんのことが経験になります。
準備不足や勉強不足範囲を知ること、
テスト戦略を磨くこと。
これらが必要と感じたら、一度ご相談ください!

ご家庭に寄り添い、生徒さんの成長を共に支え、喜び合える。
そんな関係が築けたら幸いです。
気になることやご相談がありましたら、お気軽にご連絡ください。


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