こんにちは。京都(宇治・伏見)のプロ家庭教師 内藤 睦です。
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受験生の方は、夏休み明けの模試の結果が返ってきて
「あれ?思ってたより点数悪いな。まあ、ちょっとさぼっちゃったしなー」
「夏休み、結構勉強したのにこんな結果?!」
「やった、よかった!」「この順位ヤバいぞ、ほんとに…」
「親になんて言われるだろう…」
「志望校、変えた方がいいのかな~」などなど、
いろいろ思うところありながら
次回模試に向けて勉強している時期ではないでしょうか。
模試を定期的に受けるというのは本当に大変なこと。
一緒に試験を受ける同学年生達を意識しつつ
緊張感とプレッシャーと戦いながら、長時間にわたってテストを受ける。
本当にお疲れさまです。
そんな大変な思いをして受けたテストの結果に
満足する人もいるけれど、
ああ、どうしよう、といろいろ思わされる人の方が圧倒的に多いと思います。
受験生本人も、保護者の方も。
以前、1回目の模擬試験を受けた後の方に向けたブログを書いていましたが、
今回は、いよいよ過去問など勉強も気持ちも
本番に向かっていくこの時期に、
次の模擬試験で成績アップを目指すために
おススメの対策をお伝えします。
テストの結果が予想より悪かったら、どうしますか?
「模擬試験の結果、思ってたよりも良かった!」
という人は、そんなに多くはないでしょう。
そこまで明確な予想はしていなくても、
なんとなく「これくらいかな~」と思っていたイメージほどは
点数が良くなかった、という人が多いと思います。
それで、その後どうしますか?
模試の個人成績表をそのまま封筒にしまい込み、
おしまい。その後は見ない……
というのは本当にもったいない!!
テスト結果を使って勉強すると、普段の勉強より
さらに効果的に実力アップがねらえます!!
➀絶対やって!間違えた問題の見直し
教える側としては、まずはイヤでも
解答用紙と問題用紙をつき合わせて、
○×を確認してほしいと思います。
本当はしっかり見直しすることが大切です。
間違えた問題を確認して、何が正解なのか、
選択問題や記述問題はどうして点が取れなかったのか、
どう考えたり書いたりすれば点が取れたのか、など
しっかり解説を見て正しく覚えたり考え方を理解したり
することがとっても大切です。
正しく覚えるためには、模試の解説だけ読むよりも
教科書や参考書、問題集なども使って確認するとよいでしょう。
どうですか?
間違えた問題、意外に応用例題として
しっかり問題集の囲い込み部分に載っていたりするものです。
間違えた単語や用語なども、
「テストによく出る単語」のページに載っていたりするもの。
そうやって記憶が新たな時に見てみると
「う~ん、今まであまりちゃんと見てなかったところに載ってた!
見てたら解けたかも。悔しい!」といった感じで
口惜しさと一緒に記憶にしっかり残り、
次に同じような問題に出会った時には、きっと
「あ!これ前に間違えた問題だ!確かこうするはず」と
きっと間違えなくなっていると思います。
また、欲を言えば、正解した問題でも
ラッキーで正解していた場合があります。
「(イ)か(オ)で迷って、直感で(オ)にしたら合ってたわ。
ラッキー」
で終わるのではなくて、
「なんで(イ)は不正解なんだろう」という感じで、
正解の理由をしっかり確認すれば、
今度同じような問題が出てきた時に
迷わずに済みますからね。
②間違えたものを時間をおいて解き直す
復習後、しばらく時間が経ってちょっと忘れかけた頃に
その模擬試験をまた取り出してみてください。
そして間違えた問題だけ、解いてみるのです。
正解できたら、それは「実力がアップした」ということで
まぎれもない成長となり、自信につながります。
解けなかった時は「ラッキー。」
もう一度見直しましょう。
そうしたら思い出して、正しい理解や暗記につながります。
今度はさらに記憶に鮮明に残るはず!
さらに3回目にチャレンジしてみたら、きっと解けるはずです!
③見直しで得たものはひとまとめにしておくとさらによし
模試の解説を読んで得られた知識などは
ルーズリーフなどにまとめ、模試から得た新しい情報として
ひとまとめにしておくのがおススメです。
なぜなら、コンパクトにまとめておく方が
最終的にテスト直前まで見直しやすいから。
人は忘れる生き物。
そうやってコンパクトにして、定期的に見直すと
記憶が鮮明になります。
また、単純にまとめたものが分厚くなっていくと
「あー、頑張って勉強したなあ」という実感がわき、
これも自信につながります。
勉強したという事実を作り、自信につなげていけば、
模擬試験に向かう気持ちが前向きなものになるはず!
今の時期の1回の模擬試験の結果が、すべてを決めることはありません!
④解いた時の自分を冷静に振り返る
以前も書きましたが、
慣れてきたら模試の時にとった自分の行動を冷静に振り返ってみましょう。
「あー、今回は計算問題に時間をかけすぎて後で慌てたなあ」
「この問題、時間をかけ過ぎて後の問題で慌ててしまった」
など、模試の時にやったことを振り返り、
「今度の模試では計算1問2分を目標にやってみよう」
「大問1、大問2と大問4は10分、大問3と大問5は8分、見直し5分程度
を時間の目安にしてみよう」
「難しいなと感じたら、時間をかけすぎずに
別の問題に行くようにしてみよう」など、
次の模試に教訓として活かせるのではないでしょうか。
いかがでしたか?
模試は大変で、結果が予想外だと忘れてしまいたくなるものですが
そこで忘れてしまうと自分の中に積みあがりません。
いいことも悪いことも、しっかり自分の中に残すことが
実力アップ、成長につながります。
とはいうものの、全ての問題を正解しなければならないかというと
数学に関してはなかなか難しいもの。
人によって得意不得意が違うので、
正解率が高くても苦手な範囲から出題された問題なら
「絶対解けないといけない!」と思わず、
他の問題を解くのにエネルギーや時間を使う、という手もあります。
ご本人に合う点の取り方、復習の仕方。
そういったところ、もしよければご相談ください。
プロとして、これまで見てきた経験などを踏まえて
しっかり対応します。
ご家庭に寄り添い、生徒さんの成長を共に支え、喜び合える。
そんな関係が築けたら幸いです。
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