コロナ時代に家庭での勉強がうまくいく方法①


こんにちは、Blogにご訪問いただきありがとうございます。
京都(宇治・伏見)で親子に寄り添う丁寧な指導  プロ家庭教師の内藤 睦です。
 

ようやく各地で学校が始まりつつあります。
お子さまのいる保護者の方にとっては、この2か月から3か月の学校空白期間、長かったことと思います!
家族が長時間家にいるため、子どもや家族といろんなことがあったでしょう。
三度の食事を始め、家事も増えたことと思います。
そんな中、仕事があればさらに大変…。
夏休みのように、いつまで続くのかの見通しが立たず、一人になる時間もなかなか取れないし、気分転換もままならず…。
本当にお疲れさまでした!

さて、「ようやく通常運転」と思うとホッとするものの、今後も「新しい生活様式」の中で日々を過ごすことになり
コロナの第二波・第三波が来るかもしれません。

コロナ前と同じ生活、というわけには行かず
「学校の授業のペースはどうなるんだろう」
「学校行事はやっぱりなくなるのかな…」
「テスト範囲はどうなるんだろう」
「入試はどうなるんだろう…」と、
例年通りにはいかない、予想のつかないことがたくさんあります。

そんな中、今後再び来るかもしれない「ステイホーム」の時に
「自宅での学習に関する問題」に今のうちに備えることも大切ではないでしょうか。

今回から3回に分けて、あらためて、この非日常時に起こった問題を振り返り、それぞれの原因と対策について考えていきます。
今後また、ステイホームになった時に、役に立つと思います。

目次
非日常時に起こった問題①
子どもが自己管理できない・モチベーションが上がらない

問題①の解決策
解決策1 スモールステップの目標設定をして、できることから前向きに取り組む
解決策2 外の世界を取り入れる


非日常に起こった問題①
子どもが自己管理できない・モチベーションが上がらない



3月から、卒業前の行事、卒業式、入学式、数々のイベント…。
いろんなことが縮小されたり、中止になりました。
さらに休校も長期化し、最初は喜んだお子さまも、いつ終わるか見通しが立たない状態に戸惑ったのではないでしょうか。
そんな中、毎日の生活が崩れがちになるケースがあったと思います。

夜更かし・朝寝坊になる。
学校から課題が出ているのに、それをやろうとしない。
ゲームにはまる。
予定がつぶれたり、狂ったりして、モチベーションが上がらない。

子どもの生活リズムは学校が作っている部分が大きいので、それが崩れた影響は大きかったと思います。
また、子どもなりにストレスや、コロナに対する不安を感じる部分も大きかったことでしょう。

親は仕事のため、子どもが家にいても、学習指導や、メンタルのケアが十分できないということもあったと思います。
家族以外の大人に頼ることもなかなか難しかったですしね。

また、「学校から出た課題が多くて苦痛」「オンライン授業があるが、楽しくない」といった問題があったご家庭もあるかもしれません。

課題を、期日に間に合わせるためには学習計画を立てる必要があっても、それを自分だけでやるのはなかなか大変。
「友達がいるからがんばれる」というお子さんも、お友達と普段通りに顔を合わせることができません。


ふだんのように自分の生活リズムを維持したり、モチベーションを維持していくのは大変だったと思います。

では、もしまた外出規制になった時、どうすればよいでしょうか?

以下に2つご提案します。


問題の解決策①
スモールステップの目標設定をして、できることから前向きに取り組む



一見すれば変わり映えしないステイホームの生活。

でもその中に彩りを見いだせるかどうかは、気持ちの持ち方次第です。

目の前の不安が大きくなる時は、大きな目標が考えられなくなるかもしれません。
大きな目標を見失ってしまうからこそ、道すじが見えないから不安になります。
でも小さな目標を立てて、がんばることができれば元気が出てきます。

たとえば、家でできる運動を毎日継続した人。
「計算スピードを上げる!」などの目標を、自分なりに決めて毎日タイムトライアルする、などチャレンジした人。

テストがいつあるかわからない、試合がいつあるかわからない。
でも、そんな中、「ちょっと頑張ればできるようになるかも」という無理ない範囲の目標を自分の中に定めて、一歩ずつ目標を定めてみる。
ゲームのステージクリアにチャレンジする感覚です。

タイムトライアルをすることが大事なのではなく、
チャレンジ精神をもって何かを「やってみよう!」とやる気になって取り組めることが大切だと思います。
活き活きした気持ちになりますから。

そしてこのように視点を変える時に、

 外からの風には、大きな力があるのです。


問題の解決策②
外の世界を取り入れる



難しいかもしれませんが、やはり毎日の生活にメリハリをつけることが大切です。
そのためには、外部の力を借りるのがよい方法です。

外出制限期間中、子どもの習いごとがオンライン化されたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
オンラインでも、先生やお友達の顔が見られ、慣れたことができてほっとしたことと思います。

学校の授業がホームルームだけでもオンライン化されて助かった、という話も聞きます。
やっぱり見慣れた先生や友達の顔が見られて、様子を知ることができる、というのは気持ちが変わります。

オンラインで新しい習いごとを始めるなど、新しい形の仲間づくりをした人もいたでしょう。

このように、オンラインでも気持ちが外に向かい、他の人を近くに感じられると気持ちは大きく変わります。
そこで刺激を受けることで、前向きな気持ちも出てくると思います。
今までのように「出かけて外で会う」ということが難しかった中、
こんな中でも人との出会いや交流を求める人がたくさんいると知ること、
新しいつながりが生まれることはとても心強いことです。

そして、視野が広がったり、生活にリズムがつく、などのよい影響があると思います。

今の時代だからこそ、オンラインという新しい手法を利用して、新しい外とのつながりを持てば、新しい気持ちになり、視野が広がるでしょう。


いかがでしたでしょうか?
少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。

私たちは、新しい状況に置かれているからこそ、新しいことにチャレンジしていくことが大切なのかもしれません。


私は個別でお子さまに合わせて学ぶ力を一緒に育てていく「家庭教師」という方法で、
お子さまの「やる気が出ない!」をこれまで解決してきました。

外の世界の一つとして、今後にそなえて
何かお子さまの学習方法や保護者の方のお悩みなど、ありましたら
いつでもメールや電話でお気軽にご相談ください。
お電話やzoom、skypeといったビデオ通話では、最長45分までご相談可能です。

また、今後にそなえて、家庭教師の仕事をオンラインでもできるようにしています。

これから、また新しい形で皆さまと繋がれることを楽しみにしています。

では、また次回の更新をお楽しみに。

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