英単語が覚えられない人へのエール

こんにちは。梅雨真っ盛り、中高生は試験勉強真っ盛りの時期ですね。
試験勉強の大事な要素として、やはり暗記が挙げられます。

なかでも「英単語がなかなか覚えられない」という場合。
英単語ってローマ字表記と違うものが多いですね。
月や曜日、”January”, “February”, “March”, …”Sunday”, “Monday”, “Tuesday”, …など、覚えるのに四苦八苦します。
“experience”と”experiment”が覚えられない!など、似てるけど違う単語もたくさんあります



結局、覚えるってどういうこと?


「覚えた!」と思っていたことが、テスト本番やいざという時に出てこない、ということがあります。
覚えるって結局なんでしょう。
自分の中に腹落ちして、求めるタイミングで自在にアウトプットできる、ということだと思います。

それは、その人が暗記すること自体が得意か苦手か、そのものに興味があるか、ということが関係していそうです。
誰でも好きなことならよく覚えている。好きでなくても、暗記にそれほど抵抗感がなければ、素直に覚える。
暗記が苦手で興味がわかないと…覚えることにネガティブ反応。そして覚えられず、悪循環に入る。

暗記するにも、きっかけが必要な場合もあります。
細かな違いがあるものを細やかに違いがおもしろくて覚えられる、という人もいれば
覚えるもの一連のルールや理屈に納得できれば覚えられる、という場合もあるでしょう。
ルールや理屈とは、たとえば、漢字の部首ごとの意味や、英単語のつづりを構成するフォニックスというルールなどです。



なぜ英単語は覚えられない?


それでは、一つ一つの英単語がなかなか覚えられない、という場合
どうすればよいでしょうか。

1つには、英単語と発音のルール「フォニックス」を覚えるというのも手かもしれません。
日本語は、ひらがな・かたかなでわかるように、一文字が一つの音を表す
「一文字一音」というわかりやすいルールですが、
英語は様々な音を様々なつづりのかたまりで構成された単語になっています。
「フォニックス」でネット検索すると、解説ページがたくさん見つかります。

でも、フォニックスのルールが100%全ての単語に通用するわけでもなく、例外もあります。
フォニックスのルールを最初に覚えたらスラスラ書けるようになるものでもありません。
最初はある程度の数の単語を覚えないと、ルールを実感しにくいのではないかと思います。

初めてのトランプゲームにチャレンジする時、最初にルールの説明を聞いたり読んだりしますが、
「とりあえずやってみよう!」ってなりますよね。それと同じです。

「そのとりあえずができない!」という場合、
「単語覚えられない!」「英語できない!」「点数悪い!」「英語嫌い!」…という
良くない循環になるかもしれません。


どうやって覚えたらいい?


それはもう、①覚えることに動機を持つ②自分に合った暗記方法を見つけるのいずれかでしょう。

①覚えることに動機を持つ
よくあるポジティブな動機かネガティブな動機ですね。
ネガティブな動機は「単語テストや定期テストで悪い点数を取ったら困る…」というもの。
ポジティブな動機は「いい点が取れたら嬉しい!」というもの。
できればポジティブな動機を持ちたいものです。ご褒美でもよいでしょうし。

②自分に合った暗記方法を見つける
声に出しながら書く、ひたすら書く、何度も高速で見る、イメージしながら覚える、
体を動かしながら覚える…などいろいろな方法があります。
友達とクイズ出し合いっこなどもいいですね。

最初に出した月や曜日、数字は、言葉もつづりも本当にややこしいですよね。
こういうのって「すうじのうた」があるように、英語の歌にもたくさんあるので、Youtubeで歌を検索してみましょう。

単語帳だけでなく、最近はスマホの単語アプリなども、とても良いものがたくさんあります。
英単語を入力するのは手間がかかるものですが、単語アプリの中には、日本語訳を入れたら
英単語を自動的に予測してくれるものもあって、自分の単語帳を作るのがそれほど大変ではなくなってきました。

大切なのは、いろんな方法を試して、自分に合う方法を見つけることだと思います。
テスト前ぎりぎりになって、いろんな方法を試すのは、ちょっと時間の使い方として問題ですが…。


そしてある程度覚えていくと、ルールもなんとなくわかってくるものです。
“oo”とつづる単語は、”book”みたいに短く発音する場合と”school”みたいに長くなる発音の場合があるんだ、とか。
“i”を使う時って、「アイ」とか「エイ」とか発音するのかな、とか。
その時、発音を気にして、フォニックスを気にしてみると、とても効果的だと思います。
スマホで単語を調べたり、英単語アプリを使ったりして、気軽に発音をチェックすることもできますしね。

あと、接頭語と接尾語というのもあります。接頭語とは、頭によくつく文字。
“un”から始まるつかない単語と逆の意味の単語、”ex”から始まる「外」という意味があるなど単語など多いですよね。
接尾語は”ion”や”er”などで、単語の品詞に影響することが多いです。

私は接頭語や接尾語を、社会人になってTOEICを勉強するようになってから知りました。
もっと早く出会いたかった!」と思いました。
が、今は「英単語 接頭語 接尾語」で検索するとネットでも調べられるし
、いろんな本に書かれているので、早く出会えると思います。

いろんなことを活用して覚えましょう!

関連記事

  1. たくさん問題を解いても力がつかないのはナゼ?

  2. お子さまとの学習にいきづまった!!と感じる理由はこれです!

  3. こんな時だからこそやりたいこと③

  4. 大切な計算 虫食い算

  5. 第3回セミナーやります!

  6. 算数・数学など積み重ね科目はどこから戻るべき?

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

アーカイブ

最近の記事

PAGE TOP