「勉強しているのに成績が上がらない?」その理由は濃さ!



こんにちは。京都(宇治・伏見)のプロ家庭教師 内藤 睦です。
ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。
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受験のために、塾の宿題や漢字や計算などの基本問題、
テスト対策などに取り組んでいるお子さま。
でも、テストの点数がなかなか取れない…
こういったお悩みをたびたび聞きます。

そういう時にお伝えするのは、
「している勉強の『濃さ』はどうでしょうか?」ということです。


勉強の『濃さ』とは


『濃さ』?という方は、お素麺や料理に使う
めんつゆをイメージしてください。
ストレートタイプ、濃縮2倍、3倍、4倍といろいろありますよね。
「2倍濃縮タイプ」と書いてあれば
水を同じ分量混ぜて2倍に薄めて使います。

もし、2倍濃縮タイプのめんつゆをそのまま使ったら濃いでしょう。
水で薄める手間は必要ですが、自分好みのちょっと濃いめなどにすることもできます。

ストレートタイプと濃縮タイプ、それぞれ、同じように「めんつゆ」と呼びます。
そして、濃さが違えば味わいは変わります。

勉強の濃さもこれと同じです。

1時間勉強しているように見えても、
勉強の濃さが違えば、身に着くものは当然変わります。


『薄い』勉強とは?


ワークブックや問題集を開いて勉強をしていても、
スマホをそばに置いて、SNSなどついつい見てしまう。
傍からは勉強をやっているように見えても、
実際は気持ちが勉強に向かっている時間はごくわずかです。

また、「大変、急いで宿題やらなくちゃ!」となって
その単元の重要語句や問題の解き方を確認せずに
いきなり問題を解き始める。
知らなかったり忘れていたりで、わからないところだらけですが
とにかく自分の考えた答えをノートに書き、丸つけする。
間違えた問題の答えを丸写しして、猛スピードで宿題終了。
これも、ノートには宿題がちゃんとできていますが
厳しく言うと、宿題をやった証拠を作っただけ、という感じです。


もしくは友達と一緒に自習室などで勉強に取り組む。
ちょっとした友達の挙動に気づいて喋りかけ、
難しい問題やわからない問題があれば質問する。
気づいたら、勉強よりも話すことに夢中になっているかもしれません。

これらは勉強やったとはちょっと言い難いものがあります。
勉強にかけている気持ちが薄いんですね。
熱量が少ない。

さらに、勉強の終わった後に
好きなゲームや動画、SNSなどに没頭すると、
気づいたらあっという間に時間が経っていて、
その前にやった勉強の範囲のことは
はるか過去のことになってしまっているのではないでしょうか。
慌ただしくそのまま寝てしまえば、翌朝には前日に何を勉強したか、
すっかり忘れていてもおかしくありません。

このような勉強をしていたら、確かに時間は取っていても、
勉強の記憶も理解も残りにくいと思います。

これは、とても「薄い」勉強です。

保護者の方は、「子どもが勉強しているのに成績が上がらない…」
と感じるのであれば、
まずはどんな取り組み方をしているか気にすることです。
とにかく宿題をやっつけていて、
塾の確認テスト前に見直しなどしていなければ、
宿題はとにかくやっただけ、やった内容が
頭にあまり残っていないのかもしれません。
ほぼ忘れた状態でテストを受けても、点数が取れないのは当然です。

どうでしょうか?あなたのお子さまのやっている勉強は
どれくらいの濃さでしょうか?
まずはその把握からされてみてはいかがでしょうか?

次回は、それでは『濃い』勉強とは?についてやってみたいと思います。

あなたのお子さまの勉強の様子について
プロの目線からの意見をお伝えいたします。
よろしければお気軽にお尋ねください。


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