京都（伏見・宇治）の家庭教師 | プロ家庭教師の内藤

こんにちは。京都（宇治・伏見）のプロ家庭教師　内藤　睦です。
ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。
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いよいよ寒くなるこの時期。
中学受験をする小６のお子さんの保護者の方達は、
いよいよ本番が近づき、気持ちが張り詰めてくるところでしょう。
一方、中学受験はしない小学校６年生の保護者の方も、
地域の中学校の説明会があったり、ママ友との話や
塾のチラシや通信教育会社のダイレクトメールなど
いろんな情報が届いたりして、中学以降のことをいろいろ考えることが多いと思います。

今回は、小学校から中学校に変わるとテストが難しくなる、
特に算数・数学の面での理由について、私なりの考えです。

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勉強は日々の積み重ね

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勉強というのは、例えていうならば目標に向かって走り、
試験日にきちんと目標というゴールに到達できるということです。

特に算数・数学は積み重ね。
小学校最初の算数から始まり、足し算引き算、九九に
文章題と力をつけていきます。

その様子はまるでランニング競技。
計算力は基礎体力のようなもので、これを身につけて、
遠いところまで走る力をつけます。
ちなみに、工夫して効率よく計算する練習というのもありますが、
これは疲れずにスピーディーに走れる力だと思います。
ムダが多いフォームだと、すぐ疲れてたくさん走れません。

問題文などをきちんと読む読解力も、
競技ルールをしっかり理解するのに大切、といったところでしょうか。

学年が上がるにつれ授業のスピードが上がって
どんどん内容も抽象的で難しくなりますが、
その中でよい得点を取れるということは
遠くのゴールにスピーディーにたどり着けるという感じです。

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小学校と中学校の違いは、タイミングと範囲

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小学校の時は、一つ一つの目標がまだそれほど難しくはありません。
もちろん、初めて身につける時には難しく感じるものですが、
たとえば九九をいったんしっかり覚えたら
その後は二ケタのかけ算でも、わり算でも、
ケタ数が多いかけ算わり算でも、
九九をスムーズに使っていくことができるでしょう。

そして小学校のテストは、そういった一つ一つの章ごとに
設けられたゴールのようなもの。
先生や皆と一緒に走り、宿題などの自宅学習に
その都度取り組めば、しっかりゴールできます。

でも中学校に上がると、数学になって抽象度がアップし、
問題も計算力があることが前提になってきます。
基礎体力やムダのない走り方などが身についていることも
前提になってくるのです。
そして小テストもないわけではないですが、
やはり大きなゴールは年5回くらいの定期テスト。

これが大変なのです。
小学校の算数テストが、先生が先頭に立って
「みんなー、あそこのゴールまで行くよー」と
皆がついてきているか確かめながら
一緒に走ってくれる感じなのに対して、
中学校の先生はある程度は各生徒達の理解度を確認するものの、
カリキュラムを進めるスピードは早いでしょう。

そして「じゃ、ここまでの範囲をしっかり走り切って
ゴールしてね！」という感じで、
定期テストの範囲は数か月分の内容の応用まで含まれます。
一部の生徒は「えー、とても走り切れない！」と
思ってしまうような、生徒全員が
揃ってゴールするのが難しいような設定になっている部分もあります。

数か月分をまとめて、一気にやろうとしても、とてもできません。
短時間では筋力もつかないし、走りきる力をつけることは
まあ無理ゲーでしょう。

だから、日頃からコツコツと授業内容を理解していくことが大切なのですね。
ちょっと間が抜けてしまうと、授業自体がわかりにくいものになり
授業もおもしろくなくなってしまうかもしれません。
そうならないように、できれば定期的に、わからないことを
潰していくことも大切です。
中学の数学も小学校の算数が基礎となっています。
できれば、小学生のうちの今のタイミングで、
小学校全体の復習をするのも効果的ですね。

中学校でよいスタートがきれるように、今からできることを
頑張っていきましょう！

いかがでしたか？
「小学校の内容復習ってどうしたらいいの？」
「算数の内容で、特に大事なところってどこ？」
といった疑問がある方は、
よろしければお気軽にお尋ねください。