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プロ家庭教師が教える、模試やテストで緊張せず力を出す方法!
こんにちは。京都(宇治・伏見)のプロ家庭教師 内藤 睦です。
ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。
私の自己紹介はこちらから☟クリックして頂くと詳細に続きます。
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模試やプレテストを次々と受けておられる方、お疲れさまです。
今回はそんな中、「模試でどうしても力が出せない!」とお悩みの学生さんや
「うちの子、週テストでは点が取れても模試は苦手!」とお困りの保護者の方
に向けてお届けします。
なぜ模試やテストで緊張してしまうのか?
模試やテストという大切な場が苦手。
緊張して力が思う存分出せない、
緊張のためかミスをしてしまう。
こういうケースはけっこう困りごとだと思います。
普段なら解けるはずの問題を間違えてしまった。
時間配分を誤って、問題を残してしまった。といったことは
本人が何よりがっかりするでしょう。
なんとかしたいけど、どうしたらいいかわからない…。
この難問、スッキリ解決するのはとても難しいと思いますが、
私なりに考える本番で力が発揮できない理由と
その解決策をお伝えしたいと思います。
本番で力が発揮できない理由その1「自分で自分にかけるプレッシャー」
私の思うところ「自分に過度なプレッシャーをかける」ことは、
力を発揮できなくなる大きな理由ではないかと思います。
たとえば算数が苦手なのに「100点取らなきゃ!」と思う。
志望校判定でよい結果を出すために「とにかくいい点を取らなきゃ!」と思う。
自分ではなくても、周りの人間から
「いい点取れるよね!」と期待されたり声をかけられたりすることも
同じ意味になるかもしれません。
まじめに取り組むのはいいことだし、
いい意味での緊張感やプレッシャーはいい刺激になりますが、
目標を高くしすぎると、過度なプレッシャーになるでしょう。
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本番で力が発揮できない理由その2「テスト戦略がない」
「とにかくいい点とらなきゃ!」という焦りがつながっている感じがするのですが、
テストに取り組むとき、とりあえず手当たり次第に問題を解いて
うまくいかなかったら次の問題に手をつける…とやって、
時間はどんどん過ぎていくのに
「よし、解けた!」と思える問題があまり積み上がらない。
気づけばまだ手をつけていない問題が半分近くあるのに
もう残り時間は半分を切っていて、あせりが強くなり、頭が働かない…
という悪い状況。
「がんばっているのにできない」という状況が
さらにあせりやプレッシャーにつながり、
頭に疲労感が溜まり、
凡ミスをしてしまうことになりかねません。
実は、テストはとにかく最初から問題を解けばいい
というものでもありません。
テストで力を発揮できるような考え方、解き進め方があるのです。
模試やテストでのそもそもの心がまえ
ここで前提なのですが、
模試やテストでは、その時の実力以上の力は発揮できません。
テスト前にテスト範囲の70%しか準備ができなかったのなら、
よっぽど選択問題ばかりでなければ100点を取ることは難しいでしょう。
(選択問題ばかりでも、間違えないことは難しいですけどね!)
つまり、模試やテストでは、「その時持っている力を出し切れるかどうか」が
大きなポイント。
残念ながら、「いい点を取らなくては!」と思ったら取れるものではありません。
70%しか準備していないのであれば、テスト本番で70点取れれば上出来です。
選択問題などでラッキーな正解はあるにしても、
凡ミスは1つくらいはするかもしれないでしょ?それでイーブンです。
それでは、本番で力を出すために、どうしたらいいでしょうか?
模試やテストで力を発揮する方法その①自分の力を冷静に見る
「本番でできるだけいい点数を取らなくては」と思うのは
あまり健全な考え方ではない気がします。
それよりも自分に冷静に「あ、この問題は解けそう」「あ、この問題は難しそう」
と考えるのが大切です。
そうすることで余計な緊張もなくなります。
自分が出したことのない力を本番で出さなきゃ、と思うから緊張するのではないでしょうか。
手前味噌で恐縮ですが、私はテスト本番がかなり得意でした。
それまで勉強しているので動揺することはあまりありませんでした。
そして本番でも冷静に「あ、今回のテストはあまり点数取れないな」
と言った感じで判断できました。
また、テストを解きながら「今日は計算早いな。調子いい」とか
「間違いそうになる回数が多いな。気をつけよう」といった感じで
冷静に自分の行動を自分で見るもう一つの視点がありました。
出来る人には、そういった「アップアップする」状態ではなく
冷静に自分を見る余裕があるのかもしれません。
模試やテストで力を発揮する方法その②リズムやルーティンを作る
普段の勉強の成果を肩ひじ張らずに出すのが模試やテスト。
つまり、普段の勉強の延長です。
そのためには、普段の勉強の時に使っている筆記用具や
水筒などを持って行く。
を持って行く。
つまり普段の勉強の時とできるだけ同じ環境を作ることです。
それと、元気になる、頑張れる何か。
可愛いキーホルダーや
ちょっとしたリラックスになるにぎにぎグッズのようなものでもいいし。
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お守りなど、ゲン担ぎ的なモノでもいいですね。
それがないとパニックになる!くらいに頼ってしまうのは
ちょっと考えモノですが、ちょっとしたゲン担ぎを作るのは
アリだと思います。
また、周囲の様子を気にし過ぎないというのも大切ですから、
休憩時間中にイヤホンなどを使う、トイレに行くなどサッと気分転換する、
というのも手です。
模試やテストで力を発揮する方法その③テスト戦略を持つ
私はテストの受け方を「テスト戦略」と呼んでいます。
ある程度身に着けることが誰にでも必要でしょう。
中学受験を扱ったマンガ「二月の勝者」では、平均点以下の生徒に
模擬試験をびりりと破って「半分をしっかり解く」というのをさせると
点数がアップした、というストーリーがあります。
あれも一種のテスト戦略です。
そこまで極端なものでなくても、
試験開始と同時に、まずは問題全体をさっと眺めて
「これは落ち着いて取り組めば正解できる」というレベルの
基本的な計算問題や得意な問題には◎、
「これは多分解けるけど途中でミスする可能性がある」という問題には〇、
「これは解いたことあるけど最後までいけるかどうかあやしい」という問題には△、
「これは多分難しいから厳しい」という問題には□、
「これは捨てる」と決めた問題には×、
というように印をつけましょう。
気をつけないといけないのは、まん中の方の問題にも□問題があったり、
最後の方の問題の小問1は〇だったりする場合も多いということ。
なのでそれを元に取り組む問題の順番も決めましょう。
そして各問題の配分時間を決めます。
ざっくりと計算問題を自分のペースで解ける時間にしたら、
残り時間を後の問題数で割る感じでしょうか。
配分時間をある程度過ぎたら、〇や△レベルの問題でも
割り切って次に移りましょう。
時間がたてばたつほど、いろんなことを考えて脳は疲れ、
脳みそのコンディションがちょっとずつ落ちてきます。
また、当然ですが時間もなくなっていきます。
もしも、時間をかけても解けない問題が出た時は?
この時が分かれ目ですね。
まずは時間をある程度かけた時点でちょっと冷静になれるといいですね。
「あれ?この問題ちょっと効率悪いな」と。
そして別の問題に移ることです。
時間をかけて「よっしゃ、解けた!」となれば
脳みその疲れも吹っ飛びエネルギーが湧きますが、
時間をかけて解けなかった時、最悪に近いコンディションになってしまうこともあります。
最悪は避けてさっさと次に行きましょう。
すんなり割り切れないかもしれませんが、時間があればまた戻ってくればいいんです。
いい意味で捨てることは大切です。
そうすることで解ける問題にしっかり取り組んでいくのです。
「できるだけいい点数を取ろうとすること」という理想的ですが
ある意味非現実的な目標を立てるのではなく
「自分の持てる力を存分に発揮すること。
だってそうじゃないですか。小学校のテストは100点目指すことができますが
中学以降のテストで100点取るのって、チェックテストレベルでも難しいことになってきますよね。
今持っている力が30点しか取ることのできない力なのなら、次のテストまでに頑張ればいいんです。
テスト中の約50分ほどの間に残念ながら得点力はググッとアップはしません。
でもテスト戦略を磨き、予想を立て、うまく答えられないその悔しさをバネにしましょう。
行動の源泉となる気持ちが、とっても大切ですね。
模試やテストで力を発揮する方法その④普段から勉強しておくこと
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普段から勉強しておくこと。自信をつけておくこと。
もちろん言うのは簡単ですがやるのは難しいことです。
すぐには自信はつかないでしょう。
でもやらなければ自信はつきません。
やればやるだけ、力がつくはず。その時にできる自信は
根拠のある自信です。
そして普段の勉強でも、テストの時のような気持ちで
すぐにヒントを見たりしないで解いてみる。
そして自分で丸つけをしてみる。ということをやってみましょう。
その時にどれくらい正解できたか、それが自分の現在の実力ということになります。
勉強の途中にハードルがあるのです。
テストとは
今いるところからはるか遠い高いところにあるハードルを越えることと
イメージできると思います。
でもそれって、スーパーマリオみたいにジャンプできるようになることでしょうか?
違います。
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普段から頑張って、自分の周りの足場を高くしておくことなんです。
その結果、ハードルが飛べます。
高いところにある星にも手が届きます。
普段のがんばりをチェックするのがテスト。
テストは山ではなくちょっとした高さのハードルです。
普段から自分がどれくらいの高さのところにいるかよく見て、
自分の足場を高めておきましょう。
その辺のお手伝い、喜んでさせていただきます!
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