原因別!暗記ができるようになる解決策とは



こんにちは。京都(宇治・伏見)のプロ家庭教師 内藤 睦です。
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こんにちは!
今日は悩める人には悩ましい、「暗記科目」について考えます。

暗記科目を子どもがなかなか覚えてくれない…とお悩みの保護者の方は多いと思います。
「どうしてこれが覚えられないのかしら?」
「覚えていないと損するのに!」
「覚えれば済むことなのに!」
などなど、周りの人が思っても、本人が動かなければなかなか難しいもの。

覚えられないということには、何か原因があるはず。
その原因を考えて、そこから対策を考えようというのが今回のテーマです!


覚えられない原因、ざっと考えつくのはこの3つ!




さっそく考えつく原因をご紹介しましょう。


①苦手・嫌い
覚える範囲が苦手・嫌いという場合。
たとえば人体模型が苦手、虫が苦手などで覚えられない、という場合です。
極論を言うと、必修科目の中でそれはなかなかないのではないでしょうか。

②興味が持てない
覚えることに興味が持てないと、当然心の中に留まらないですよね。
嫌いほど心をざわつかせない。というか関心が持てない。
怖いですね。好きの反対は嫌いではなくて無関心。

③覚えていなくても困らない
「英語が話せなくても、日本にずっといれば困らない!」
というのが典型的なパターンです。
この「困らない」というのは、日常生活で困らない、ということなんでしょうね。

周りが「覚えなさい!」と言っても、本人にその気がなければ覚えられません。
だから周りができることは、覚える気にさせること。

ということで、解決策はこれらの原因を反転させることです!


暗記ができるようになる!原因別解決策① 苦手・嫌いな場合



これは、生理的に苦手ということでなければ、
苦手の原因を探って解決するということになるでしょう。

雑感としては、学校や塾で勉強することの中で
「生理的に無理!見るのも聞くのも無理!」というようなことは
稀ではないかと思います。
虫が苦手とか血を見るのは苦手、とかはあると思いますが、
カエルや魚の解剖はないですし、人体の作りでも模型で勉強するので
そこまでリアルな血をイメージできるようなことはないと思います。

苦手というのはたくさんあるでしょう。
それは、生理的なものもあるかもしれませんが、
どこかで生まれた「苦手意識」が原因となっていることが多いのではないでしょうか。
たとえば英語。
英語と出会った初期の段階でつまずいた、
これまでのテストで点数が悪かった、などといった経験から
苦手意識を持ってしまうと、「私、英単語覚えるのはムリだわ」
といった意識を持ってしまうのだと思います。
これは、やり方を変えたり、今の状況に合わせた無理ない目標を持つことで
意識を変えていくことで大切だと思います。
「英単語を1日に10個覚えようとするのは大変だけど、1日3個ならできるかな?」
といった感じで目標を調整できるようにして
楽過ぎず、ハード過ぎない現実的なチャレンジをしていくのが大切でしょう。

※ディスレクシア(識字障害)といった症状もあるので、注意が必要です。


暗記ができるようになる!原因別解決策② 興味が持てない場合




好きの反対は嫌いではなくて無関心。
関心のないことは覚えられません。困りました。

でも、この「興味が持てない」というのをもう少し掘り下げてみましょう。
おそらく「興味がない」のは、「関係がない」と思っているからだと思います。
そこをさらに考えてみると「関係があると思えない」ということなのでしょう。
どうでしょうか?「関係がない」を「関係がある」に変えるというより、
「関係があるのに関係があると思っていない・関係があることがわからない」のです。

たとえばTVのニュースで政治のことをやっています、
「関係ないしつまらない」と思うと見ません。
でもその国会で決まったことが、結果的に税金が上がったり
何かの法律につながり、自分の生活を変えるでしょう。

円安のニュースも、輸入品が高くなるので、
輸入品を原料としているさまざまなものが値上がりする可能性があります。
可愛い輸入雑貨やお菓子も値上がりするでしょう。

そのように、「関係がない」と思っていたことでも巻き込まれることは多いのです。

何かの被害や災難にあった人のニュースなら
「大変だろうな」「悲しいだろうな」「私の身に起きたらどうしよう!」
と思うことも多いもの。

身近な大人としては、子どもが暗記すべきことを
「身近なこと」「自分ごと」として自分に引きつけて捉えられるように
なるためのお手伝いをすることが大切でしょう。

たとえば地方の特産品なら、スーパーに買い物に一緒に行く、
産業・工業に関係あることなら、その仕事に就いている人のインタビューや
工場などの動画を探して一緒に見る、
用語ならおもしろく紹介している動画を見つける、
といった感じで関心が持てるお手伝いができるといいですね。


暗記ができるようになる!原因別解決策③ 覚えていなくても困らない場合




覚えていなくても困らない、というか「困ると思っていない」という感じですね。

人によっては「ええっ、それ覚えていないと困るでしょ?」と
考える場合もあると思います。
たとえば
「テストで困るでしょ?」
「一般常識と言っていいのに、覚えていないと恥ずかしいよ?」などなど。
覚えていなくて
テストで点数が取れない自分もオッケー!
「こんなことも知らないの?」的なリアクションをされてもオッケー!
というマインドは大らかでポジティブでいい面もあるのですが、
成績に関してはちょっと困る、というのでしたら
ここでアメとムチでしょう。

そこでムチに関しては、大人であれば
やってほしいようにやらずに成績が思うように上がらないお子さまに
カミナリを落とす、ゲーム機やスマホを制限する、といったことを
何かしらやっていると思うので、
ここではアメになるものをご提案したいと思います。

その一つはごほうびです。
目標を設定して、その目標を達成できたら何かご褒美をあげるというもの。
目標はムリ過ぎず、楽過ぎず、現実的なものを
お子様と一緒に決めるといいですね。

でも。「目標決めてもすぐに忘れてあきらめてしまう!」といった感じで
中長期的な目標に向けて頑張るのが性格的に合わない
タイプもいるのは事実です。

その場合は、たとえば毎日3個ずつ覚える、5分だけ集中して取り組む
といった感じで毎日ちょっとずつ頑張れば何かちょっとしたごほうび、
といった感じもいいでしょう。

あと、他の家族も何か目標を決めて一緒にチャレンジしてみる
というのはどうでしょうか?
お子様だけでなく、お父さんやお母さんも
「毎日腹筋とスクワット20回ずつやる」
「毎日10分ずつ読書する」
といったチャレンジ目標を決めるのです。
そして、それが達成できるかできないか、皆でチャレンジする。

頑張るのは一人、それを監視する人が複数、といった形では頑張るのは難しくても
皆がそれぞれに頑張るのなら、できるのではないでしょうか。
目標達成できた、できないをワイワイ言いながら
楽しむ雰囲気が作れたら、きっとポジティブに
チャレンジできるようになるのではないでしょうか?



いかがでしたでしょうか?

人を動かすのは本当に難しいもの。
機械のほうに命令通りに動くものではないからです。
だから環境づくりが大事!
環境を作るのはストレートにやるばかりではダメですが
余裕がないとストレートな思考しか思い浮かびません。

「どうしたらいいの?」という場合は、
ちょっと離れた第三者にご相談すると、
分自分では思いつかなかったようなアドバイスが得られるかもしれません。
捉えはいかがでしょうか?
ぜひお気軽にご連絡ください!!


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